スマホで守る、犬の命。SwitchBotで始める熱中症対策と見守り温度管理

ラブラドールとSwitchBot温湿度計・カメラによる熱中症対策の様子

はじめに:犬の熱中症対策、十分ですか?

犬は人間よりも暑さに弱く、特にラブラドールのような大型犬は、密な被毛と体格の影響で体に熱がこもりやすい傾向があります。エアコンをつけているから安心——と思っていても、実は「室温の上昇に気づけない」ことこそが最大のリスクです。

我が家では、1年半前からSwitchBot(スイッチボット)を導入し、室内の温湿度モニタリングとカメラによる見守りを行っています。設定は簡単で、トラブルもなく、今では犬の命を守るための必須アイテムです。

この記事では、SwitchBotを使った温度管理の方法や、導入に必要な機器、実際の設置例、そして操作の手順までを丁寧にご紹介します。


目次

SwitchBotとは?|スマートホーム初心者でも安心

SwitchBotは、スマホから家電を操作したり、室内環境を遠隔でモニタリングできるスマートホーム製品のシリーズです。【SwitchBot公式サイト】

愛犬の熱中症対策として役立つのは主に以下の3つ。

・ハブミニまたはハブ2

温湿度計などの機器とスマホをつなぐ中継機。USBで電源に接続するだけでOK。

温湿度計を内蔵した「ハブ2」もあり、こちらなら1台で管理が完結します。

・温湿度計

室内の温度と湿度をリアルタイムで測定・記録。Wi-Fi環境とハブがあれば外出先からスマホで確認できます。過去のデータもグラフで確認でき、散歩時間の目安や冷房の開始タイミングを考えるうえで非常に便利です。

・見守りカメラ(任意)

犬の様子を外出先から確認したい方に。赤外線モードやスピーカー機能も搭載されています。


導入して感じたメリット:データが“安心”を生む

スマホ画面で見るSwitchBot温湿度計の使用例
スマホで温度や湿度を常に確認できるから、外出中も安心。記録データや複数管理も一括でできて、犬との暮らしがぐっと快適に。

🔹外出先からリアルタイム確認

スマホで今の温度を確認し、暑くなりそうなときはエアコンを遠隔操作。停電やブレーカー落ちといったトラブル時にも、異常にすぐ気づけます。

🔹過去の温度推移が見える

アプリで1年以上の温湿度データを確認できるので、季節ごとの暑さ対策に役立ちます。

例:「去年の5月上旬から30℃超え」「午後2時が一番暑くなる」

🔹複数設置で環境を把握

我が家では、リビング・寝室、車の中、外の4カ所に設置。場所ごとの温度差を把握し、風の流れや冷房の効き具合の確認にも活用しています。


最低限そろえるならこれ!

「気になるけど、何を買えばいいの?」という方に向けて、まず揃えるべき基本セットをご紹介します。


機器名用途
温湿度計温度・湿度の測定(電池式)
ハブミニ または ハブ2Wi-Fi接続で遠隔モニタリング



ハブミニ vs ハブ2 比較

比較項目ハブミニハブ2(おすすめ)
温湿度の測定×(外付け必要)◎(内蔵)
数値表示× なし◎ 本体に表示あり
設置台数△(2台必要)◎(1台でOK)
価格帯◎ 約6,500円△ 約8,000円
スマート連携×◎ Matter対応(将来性)

※これから導入するなら、ハブ2がシンプルでおすすめです。


我が家で実際に使っている機器と設置場所

SwitchBot ハブミニ × 1(※「ハブ2」でもOK)

邪魔にならない場所でコンセントに挿しておくだけ。Wi-Fiとつながれば外出先から温度も見られます。

・SwitchBot温湿度計 × 4

  • クレートの近く(犬たちのメインの生活空間)
  • 主寝室(犬と一緒に寝ているため)
  • 車の中(移動中の後部座席温度をスマホで確認)
  • 北側の軒下(外気温のチェック用)には→SwitchBot 防水温湿度計を使用してます

・SwitchBot見守りカメラ × 1

犬たちの様子を確認しています。
カメラの方向もスマホ上で動かせるので、全てのクレートが映る位置に置いてあります。

1年半以上運用していて、接続トラブルやエラーは一切ありません。電池交換のみで快適に使えています。

アプリの操作も直感的で、「温度確認、様子をチェック」がすべてスマホで完結。

犬の安全を守るだけでなく、外出中の安心感にもつながっています。


設定は簡単?導入手順ガイド

  1. アプリをインストール(iPhone/Android対応)
  2. アカウント作成(メールアドレスのみ)
  3. デバイス登録:「+」→ 機器選択 → Wi-Fi設定 → 完了

設定に不安がある方でも、画面の案内どおりに進めるだけで完了します。


まとめ:犬の命を守るのは、データと安心感

「日陰があるから」「冷房はつけてるから」——。

それだけでは、本当に愛犬を守れるとは限りません。

SwitchBotを使えば、温度という“見えないリスク”を可視化し、確実な対策が取れます。

しかも、導入は簡単。費用も1万円ちょっと。

——だからこそ、迷っているなら一歩踏み出してみてほしい。

あなたのスマホが、愛犬の命を守るツールになる。

そんな日常を、一緒に始めてみませんか?


スマートホームにらくらくスイッチ【SwitchBot公式サイト】


ラブラドールとSwitchBot温湿度計・カメラによる熱中症対策の様子

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この記事を書いた人

ラブラドール専門の小さな犬舎「Melocoton Kennel」を運営しているブリーダー足立友理です。健全性や気質を大切に、数年単位で繁殖計画を立てながら、犬たちと穏やかに暮らしています。
ブログでは、ブリーダーとしての日々の気づきや、ラブラドールと暮らすうえで大切にしていることを綴っています。

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