釣りをしたことがないけど、初心者でも出来るのかな?
とお悩みの方に向けて、初心者でも子ども連れでも楽しめるワカサギ釣りのご紹介します。
はじめての釣りって道具の準備から釣り方・糸の結び方とか大変そうなイメージですよね。
この記事を読めば、初心者の方でも手軽にワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。
記事の最後に何度も芦ノ湖に通った経験からの注意点も記載してあります。
ちなみに私は釣り歴20年以上。淡水のルアーフィッシングから始まり、海での乗合船・マイボート釣りを楽しんでいます。娘2人も幼稚園児の頃から釣りが大好きです。
なぜ初心者にワカサギ釣りをおすすめするのか
- エサがいらない
- 糸の結び方がラクチン
- 調理が簡単
ワカサギ釣りって秋から冬のイメージですよね。
それが神奈川県の芦ノ湖だと夏から釣れます。
しかも、カラバリといってエサを付けなくても釣れてしまうんです。
エサって生きた虫を使うので、女性や子どもは苦手ですよね。
エサを使わなくていいだけで、釣りのハードルが下がりませんか?
またワカサギは小さい魚なので、糸の結び方に自信がなくても糸がすっぽ抜けるようなことがなく、なんとかなります。
手漕ぎボートでの釣りになりますが、ボート屋からすぐ近くで釣れるので安心です。
ポイントもボート屋さんが今釣れているところを教えてくれるので大丈夫です。
釣れたワカサギの調理も捌く必要がなく、塩を振って洗ったら唐揚げにするだけで美味しいので、魚を捌けない人にもおすすめなんです。
ワカサギの釣り方
情報収集
芦ノ湖のボート屋さんで最新の釣果をホームページにアップしているところがあるので、最近釣れているのかをチェック。
だいたい釣れた日時と釣れた量、釣り方について書かれています。
エサ無しにこだわるのでしたら、カラバリで釣れている時期に行かなくてはなりません。
芦ノ湖では7月下旬からカラバリで釣れはじめ、10月ぐらいからはエサを付けた方がよくなります。
行きたい日にちが決まったら1週間前にはボート屋さんに予約を入れましょう。
その時に貸し竿や仕掛け、ライフジャケットが子ども用もあるのかなどの確認も行いましょう。
道具の準備
釣りの道具は何にも持っていないという方は、最初はレンタルがいいと思います。
ボート屋さんによって異なりますが、芦ノ湖のおおばさんでは貸し竿1本1000円でした。
リールも付いているので、あとはおもりと仕掛けだけです。
仕掛けにおもりも付属しているものが売っているのでそちらを購入すれば大丈夫です。
仕掛けは根掛かりしたり、魚に切られることがあるので、竿の数×2~3あると安心です。
その他、糸を切るために使うハサミと、大きい魚が釣れてしまった時に魚を外すためのペンチ(なくても大丈夫ですが)。
釣れた魚をしまうクーラーボックスに氷を入れて持参するだけです。
- 竿 レンタル可
- リール レンタル可
- 仕掛け ボート屋にて購入可能
- おもり ボート屋にて購入可能
- ハサミ 釣り用じゃなくてもOK
- ペンチ なくても困らない
- クーラーボックス
- 氷 ペットボトルを凍らせる
- ビニール袋 釣れた魚を入れるもの
- 飲み物 脱水予防のため多めに
- 昼食 湖畔の食堂で食べても
ボートのキス釣り竿やトラウトロッドなどの1.8m前後の柔らかい竿でもわかさぎ竿の代用になります。お持ちの方はそちらを流用してもいいです。冬のワカサギ釣りと違いシビアじゃないので専用のものじゃなくて大丈夫です。
ワカサギの釣り方
ボート屋さんに初心者におすすめのポイントを教えてもらい、そこまでオールで漕いで移動。
アンカーを投入してロープの長さを調節。
クリンチノットがシンプルで簡単です。
道糸を仕掛けを結んでから、仕掛けを袋から出しましょう。
仕掛けの最後のスナップをおもりに付けて完成です。(おもり付属の仕掛けはすでにつながってます。)
リールの糸をフリーにして仕掛けを投入。
糸が出ていくのが止まったら底におもりが着いたサインなので、フリーにしたリールを戻す。
余分な糸を巻き取り、おもりで底をゆっくり叩くイメージで魚を誘う。
魚が針にかかるとプルプル振動がくるので、落ち着いてリールを巻く。
仕掛けから簡単に魚を外せるので、ボートにあるバケツに入れる。
アタリがなく暇になったら釣れた魚を袋に入れクーラーボックスへ。
釣れたワカサギの調理法
下処理
わかさぎを家に持ち帰ったら、ザルに移し塩をたっぷり振りかけて軽くこするように洗った後、流水できれいに洗いましょう。
細かいウロコがありますが、洗うだけで落ちます。
唐揚げの作り方
唐揚げにするときは、水分をふき取って塩コショウを軽く振り、片栗粉をまぶして油であげるだけです。
唐揚げが多かったときは、野菜とともに甘酢に漬けて、南蛮漬けにアレンジできます。
フライも美味しいです。
たっぷりのタルタルソースで食べる、釣りたて揚げたてのワカサギのフライは絶品です。
ワカサギ釣り時の注意点
天候に注意
芦ノ湖は標高が高く、天気が急変しやすいです。
釣行前から芦ノ湖周辺の天気予報を確認し、心配であればボート屋さんに確認してください。
「今日はお昼ぐらいから風が強くなるから、その前に上がった方がいいよ。」って感じに教えてくれます。
ライフジャケットを正しく装着し、安全第一で釣行してください。
また、日中太陽が出ていると暑いのですが、朝や曇りは寒いこともあります。
夏や初秋でも調節できるように長袖の上着が必要です。
手返し重視で
お子さん連れの場合は仕掛けの長さは短い方がいいです。
大人でも初心者の方は仕掛けを絡ませやすいので、針の数が多いことよりも、スムーズに釣りが出来る方が釣果が伸びます。
暑さ対策
晴れの日は日中大変暑くなります。
帽子をかぶり、水分補給をこまめにしましょう。
水面に反射して日差しがきついこともあります。
日焼け止めクリームをしっかり塗り、必要ならサングラスも使ってください。
まとめ
ワカサギ釣りは初心者の方にもおすすめできるレジャーです。
ただ自然相手となるので、無理はせず安全第一でお願いします。
たくさん釣る近道はボート屋さんと仲良くなることです。
電話をするときは常識的な時間にかければ優しく色々教えてくれます。
たくさん釣って、ぜひ釣りにハマってください。